SEって、人によっては意味合いが変わってきますよね。
Sound Effectってのもあれば、Service Editionってのもあるし、Super Entranceとか。

…そうです、今回は、System Engineerの話。

電撃文庫に「なれる!SE」っていう作品がございまして。
ネタバレにならない程度に紹介すると、
それはもう、最近でいう「ブラック企業」のSEの様が描かれていて。
…それだけだと、ただのブラックな話になってしまうので、人間模様や、成長過程などなどが
織り交ぜられているので、すごく読んでいくとおもしろいな、って思える作品なのです。
SEの仕事の一部がわかるかと思うので、読んでいただければと思います。
(すみません、ネタバレの限度がわからないので、全然作品紹介になってませんね…)
なれる!SE 2週間でわかる?SE入門 (電撃文庫)

んで、元々、SEであった私。(あーそういえば仕事のことを他人に語るのは初めてです)
SEっていう仕事は幅が広すぎます。
会社によってその「SE」の定義も様々。
便利屋のようにこき使われるSEもいれば、ただ単に、電話を取るだけの簡単なSEまで。
もう、SEっていう言葉が破たんしていると思えます。

私は、サーバー周りとクライアント(ユーザー)サポートを担当する案件に従事してました。
でも、所属会社と、勤務契約する会社、そして、従事する会社が異なるという環境だったんですよ。
(わかりやすく言うと、A社で採用されて、A社と業務契約しているB社があり、B社はC社の仕事の案件を抱えている、
 んで、私はA社の社員でありながら、C社の職場に通勤する。A社の社員でもあり、B社の社員でもあり、C社の社員でもあるというわけ。)

これが厄介で、C社の職場で働いているので、A社やB社の社員以外にもたくさんの人が同じフロア内で働いている。
同じ居室だけで50人、建屋全体だと1000人以上いるんじゃないのかな…。詳しくは知りません。知る気もなかったんで。
人の顔と名前を覚えるのが大の苦手な私にとって、居室の人間だけでも覚えることでどれだけ苦労したことやら。

入って、まず基本的な事から、応用的な事、検証作業であったり、ユーザーへの案内資料、説明用プレゼン、
実際にユーザーのところへ赴き、ユーザー環境での導入作業…。
毎日が覚えることだらけで、「大変」な職場でした。
唯一この職場いいなって思えたのが、上下関係が大っ嫌いな私(←非常に重要)にとっては、そういった上下関係があまりない職場だったので、
いろいろと気を付かうことがなかった点と、
直属の上司といえる人間がいないに等しかったので、そういった「おつきあい」がなかったことですね。

…長くなってきたので、また次回に。